親なき後問題について - 西尾張成年後見センター

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「親なき後問題」とは？

保護者が元気なうちは子どもの生活を支えることができます。 しかし、保護者の身体能力や判断能力が低下した後は、子どもの生活を支えることが難しくなります。親なき後の子どもの財産管理や身上監護等は誰がどのように行うのでしょうか。この親なき後の問題を、今の問題として備えておくことが必要です。

障害を抱えている場合、日常的に医療や介護が必要なことがあります。医療や介護には、あらゆる判断と選択が迫られます。
かかりつけ医の選定、治療方針の決定、介護を依頼する施設選びなど、保護者が行っていた判断を、本人がしないといけない。

子どもの生活を保障することができる間は良いのですが、家族の支えがなくなった時、お金のこと、家事のこと、家の管理など周りのサポートが必要となります。

食費、光熱費、通信費、交通費、家賃など生活に必要なお金は多岐にわたります。

親なき後の事務は誰がするのか？
（死後事務）
・家族や友人への連絡
・葬儀や火葬の手続き
・自治体や関係機関に届出
・生前の未払い精算
（医療費、施設費、各サービス利用費など）
・遺品整理や財産相続の手続き

当方では、2か月に一度、専門家の方を交えて

運営委員会を実施しています。

金銭管理だけでなく、「福祉サービス事業所との連携」を

密に図っていることです。